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初心者編

 

馬ってどんな生き物?
どうやったら仲良くしてもらえるかな?
これを読めば、そんな不安やギモンを解決しちゃいます!

馬は視野がとっても広い

 

 

肉食動物から逃げて生き延びる、「草食動物」に含まれる馬は、

万が一敵が来てもすぐに見つけられるように、とっても広い視野を持っています。

だから、顔を動かさなくても、お尻の後ろ以外のすべての範囲が見えているんです。

 

でも、馬に見えている景色のなかで、距離や色合いなどがはっきりと見えているのは、前のほうだけ。

うしろは、「だいたい」しか見えていません。

 

そのおかげで、後ろから急に飛び出してきたものや、背後でうろうろと動くものを、

怖がってしまう場合があります。

 

馬に近づくときは、馬にとって見えやすい顔のほうから、ゆっくりと近づいてあげるようにしましょう。

馬は速い動きと大きなアクションが苦手です

 

動物の多くがそうであるように、馬は急に走ってくるものが苦手です。

物陰から肉食動物が突然おそってきたときは、馬のような草食動物は、反射的に逃げ出します。

 

なので、馬の周りでは絶対に走らないようにしましょう。

ほかにも、風で急に広がったコート、傘、ガザガザと音のうるさいビニール袋などを嫌がることがあります。
風の強い日は、いろんなものが思わぬ方向から飛んできたりして、びっくりすることがありますので、

風に飛ばされやすい帽子や、ビニール袋などを持って近づかないようにしましょう。

 

また、両手を広げたり、大声で叫んだりするのも、

「なんだかちょっと脅されているみたい」と感じてしまうことも。

仲良くなる第一歩は、まずは静かにしてあげることですね。

 

馬は人間の気持ちを読み取ります

 

 

馬は、人間の気持ちを読むのがとても上手です。

興味のないようなふりをして、本当はどんな人なのか、とても興味津々に観察しています。

 

だから、馬のそばにいるときは、堂々とポジティブな気持ちで過ごしましょう。

「大丈夫だよ、仲良くしようね」という気持ちで接してあげると、馬も安心します。

 

馬は、本当は人間が大好きです。

ただ、ちょっとだけ臆病なところもあり、

時には人間がどんな反応を返してくるか、わざと試したりする場合もあります。

 

そんなときは、驚いたり、怖がったりせずにクールなリーダーを気取りましょう。

馬は、心の安定した人を尊敬し、慕う性質があります。

初めての人ほど、「私は平気だよ」という態度を装うことがポイントです。

 

 

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